この世界を平和に満ちた世界にしたいなら。

戦後70年。
こういった話題はあまり書かないようにしていましたが、
今回思ったことがあったので書いておきます。

毎年この時になると、70年前を振り返る番組が続きます。
それをずっと繰り返して70年経ちました。

戦争を繰り返してはならない。

本当にそうですね。

でも思うのです。
戦争を本当に繰り返すべきではないと思うなら、
あなたは何をしてきましたか?

ただ戦争の悲惨さを訴える番組を見て涙を流しても、
こんなことをされたとか、こんなに悲惨だったとか、
被害者としての話を続けているだけでは、何も変わらないのです。

本当に繰り返してほしくないならば、
のちの世代にそれを本気で伝えたいならば、
一人一人が、戦争を経験した世代もしていない世代も、
一人一人が「争い」「違いを数え上げること」「マスコミの話をうのみにして、
よく知りもしない海外の人たちを悪く言ったり」「身近なところで誰かを仲間外れにしたり」
「いさかいを続けたり」「自分の不幸を人のせいにしていたり」していては、
何も変わらないのです。

一人一人が、心を開いて、国が違おうが、肌の色が違おうが、
言葉が違おうが、宗教が違おうが、
あるいは宗教も国も育ちも言葉も同じであろうが、
皆が同じで、人間も動物も皆同じで、
心を開いて彼らを知ろうとして、自分から優しくして、
思いやりや愛情をもって生き、文句や愚痴ではなく、
前向きな言葉や言動を生き、
自分の中から葛藤やいさかいや不具合をなくしていくことで、
平和・調和を作り出そうとしていかなくてはならないのです。
と、私は思います。

誰のせいにもできないことです。
政治家が悪いのではなく、ほかの国の誰かが悪いのではなく、
この世の中を作り上げているのは、
一人一人の意識なのです。

一人一人が自分の中から葛藤を捨て、非難を捨て、恐れを捨てて、
心を開いて、穏やかさを生きたなら、
この世界は大きく変わり、穏やかで、愛にあふれて、非難ではなく、
手を取り合う世界になっていきます。

それをどれだけの人がしてきたのだろうかと思います。
それをこの七十年皆が心がけたなら、
もう戦争なんてなくなっていたでしょう。

今の世の中は、この地球上の人たち皆の意識によって出来上がっています。
つまり私たちの中にはまだ、葛藤や非難があふれているということ。

自分の中に平和を作り出せていない人たちが、
本当の平和なんて作り出せない。

ほかの人のせいにしない。

あなたの中にまずは平和を作り、それを生きなきゃ。
外に向かってその波動を放つんです。
それが皆にできることで、しかもそれこそが最も強いこと。

これを機会に、人のせいにするのはやめよう。
あなたがどうするか、にかかっている。
一人一人の責任です。

逆にそうすることで、外の世界がどうであろうと
平和を作っていくことはできるんです。

何もかもあなた次第。
生き方を変えるいい機会にしていけるといいなあと思います。

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